今日子のハリセン乱舞でようやく起き出す悠人。
トイレ掃除の当番のことを聞きトイレに向かおうとした悠人に今日子が自分と光陰が変わるという。 今日は、亡くなった儀父母の命日だったのである。
待っていた佳織と墓に向かった悠人の前に幼馴染みの秋月 瞬(あきづき しゅん)が現れた。
瞬は、佳織に優しく接する反面悠人に大しては辛辣だった。
「こいつさえ来なければ佳織の両親が死ぬことは無かった」
「災いをもたらす疫病神だ」と
佳織に触れようとした瞬に嫌悪を覚えた悠人が掴みかかりけんかが始まったとき声が聞こえてきた。
「憎め、戦え、我にマナを」 とたんに悠人は頭を抱え苦しみだし、光に包まれ三人の姿が消失した。
その少女が普通でないのはその出で立ちから推測される。 青い瞳の少女は、中世のものと似た甲冑を身に纏っていた。
少女は、水辺で倒れている悠人に気付くと彼を抱き上げ立ち去った。
目が覚めた悠人は、外に出て今までの世界とはまるで違う風景に愕然とする。
そのとき悠人は、ひとり剣の稽古をする青い髪の少女に出会う。
「エトランジェ」 言うと少女は、傍らに置いてあった剣を悠人に投げてよこし
「・・・ 行く」 と斬りかかってきた。 それが真剣であることにさらに驚く悠人。
そのとき
「止めなさい、アセリア」誰かが止めに入った。
緑の瞳を持つ少女と赤い瞳を持つ少女だった。
赤いほうの少女は、止めに入ったというよりも「自分だけ遊んで、ずるい!」と青い少女を責めているようだった。
家に戻り、悠人が混乱している所に城から迎えが来た。 強引な連れ方に緑の少女が止めに入ると兵士は彼女を突き飛ばした。
「女の子に手を挙げるなんて」悠人の抗議に兵士は言った。
「女の子だ? 笑わせるな! やつらはただのスピリットだ」
王は言った。
「わが国に伝わる『神剣 求め』 そなたは、我がラキオスの為に「求め」と共に戦うのだ」と
「エトランジェが現れると言うのは、そういう事 戦いに他に選択肢などありません さあ、「求め」を取るのです」王女も冷たく言い放つ。
困惑する悠人。 王女は、鎖に繋がれた佳織を悠人の前に連れてこさせ
「あの娘を返して欲しいなら「求め」を手にしなさい」 再度言い放つ。
悠人が切れるも、佳織に剣を向けられてはどうすることもできない。
「私を神剣「求め」で斬ることができれば、あの娘をそなたに返してあげましょう」 王女の言葉に悠人は「求め」手に取り振り上げる。が、剣を取りこぼし王女を斬ることはできなかった。
頭を抱え込み、うずくまる悠人。
「初陣のときまでに「求め」を使いこなせるように」 王女は立ち去り、悠人はそのまま気を失った。 佳織の呼ぶ声を聞きながら・・・。
「ねぇ、エトランジェさん・・・」
翌日の朝食時、赤い瞳の少女『オルファリル』(通称 オルファ)が聞いてきた。
「あの佳織って女の子、エトランジェさんのこと「お兄ちゃん」って呼んでたよね。 家族・・・ なんだ・・・」
悠人がそうだよと答えると、オルファは持っていたフォークを乱暴に置き「もう、オルファおなかいっぱい!!」と出て行ってしまった。
緑の瞳の少女『エスペリア』によると、彼女達『スピリット』は家族を持たないため『やきもちを焼いている』のだそうだ。
剣の稽古と聞き、城の兵士とやるものだと思っていた悠人は、戦いは人がやるのではなく、彼女達スピリットがやるものだと聞き、王女の命令なのか? と聞く。が、エスペリアは「いいえ、レスティーナ様は、我々のことを理解してくださるただひとりのお方なのです」と信頼の情を見せた。
「エトランジェさん」 オルファが呼んだ。
「オルファと戦って、それで、オルファが勝ったらオルファのお願い聞いて!!」と言い出した。
「へ?」 悠人が戸惑っていると、緊急招集を知らせる鐘が鳴った。
国籍不明のスピリットを迎え撃つアセリア達。 悠人は、襲ってくるスピリットの少女達に、殺しあう少女達に戸惑っていた。
その時敵の放った火球に呆然と立ち尽くす悠人をオルファが身を挺して救った。
「オルファのお願い・・・ オルファのパパになってくれる?」
「ああ」 悠人の返事を聞くとオルファは静かに目を閉じた。
悠人は、遮二無二剣を振るった。 自責の念か、恐怖のためか、生への執着か・・・ 結果的に『求め』の欲する『マナ』が供給され『求め』の力を得ることができたのだろう。 敵は、全滅していた。
帰り道、悠人におんぶされて降りようとしないオルファは悠人のことを『パパ』と呼び、エスペリアは『悠人さま』と呼び、言葉少ないアセリアは「家に帰ろう『悠人』」と呼んだ。 悠人が『仲間』として認められた瞬間だった。
はじめに異世界物のパターンとして、「救世主様、この世界を救ってください」とくると思いきや・・・
「お前の妹は預かった。 命が惜しくば、この国のために戦え」・・・ あんぐり・・・ 妙な所で「斬新だな・・・」と感心してしまいました・・・。
前半に『求め』の前所有者らしき人と竜みたいなものと戦って、その影響で別世界にいるはずの飛行機に影響を与え墜落したみたいな感じになってますけど、二つの世界は所謂『並列世界』ということなのでしょうか?? 原作やれば判るのかな?
エスペリアの声の人って、『カンザキ カナリ』さんってなってますけど・・・ 私は、てっきり皆口さんかと・・・。 同一人物ってことは無いですよね・・・。
悠人を召還したのは『求め』なのでしょうか? だとしたら、なぜ、佳織まで? 一緒に消えた幼馴染みの瞬はどうせ敵として現れるだろうから、他の神剣が召還したと仮定できるけど、佳織は? まさか、他の神剣に召還されたとは考えづらいし・・・ やっぱりアレですか? 単なる巻き添え・・・?
悠人が神剣「求め」を『馬鹿剣』と呼んでましたが、その辺の説明が欲しかったと思いました。原作のゲームはやってないのですが、原作のほうでは「求め」は、『お茶目』なのでしょうか? 気になります・・・。
関連サイトを回ってみたのですが『永遠神剣』の数は40本近くあるようです。ちなみにアセリアのは『存在』、オルファのは『理念』、エスペリアのは『献身』だそうです。
シュンとは喧嘩しませんし、とある巫女さんにつれてかれます。
ちなみに皆口さんとどういつではないと思います(主人公はゲームでは違う名義ですが(光陰も)
ちなみに「求め」は原作では転送された時にすでに持っています。(スピリットとエトランジェは存在したときから剣をもっている)
ちなみに、エスペリアやアセリアなどのスピリットたちは「ユート」とカタカナでよんでます
せっかく、コメントをくださったのに無視するような形になってしまいました。
言い訳はしません… 単なる見落としです(今日、気付きました…)。 もう、来ていただけないとは思いますが、
本当にごめんなさい。
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