夕暮れの公園 お互いの気持ちが高揚し唇を重ねようとしたフィーナと達哉の前に現れた リ-スリット・ノエル。 彼女は突然攻撃を仕掛けてきた。 達也の問い掛けに彼女は「リース」ではなく「フィアッカ」と名乗った。リースの体を借りた「戦争で傷付いた人々が生み出した思念体」だと言う。
月と地球が歩み寄れば過ちを繰り返す。それを阻止するのが彼女の目的… 月の姫と結ばれようとしている達哉を排除することだった。
フィーナ、達哉、そしてリースの説得により、しばらくの猶予を得たフィーナは月に行くことを決意する。
そして、皆に認めてもらう手始めにフィーナに最も近い存在のカレンのもとに向かう二人… だが、彼女の反応は思いのほか厳しかった。 カレンは、二人を認める条件として、剣術の試験を提示した。
翌日、達哉はフィーナと練習をするがフィーナは、本気で打ち込むことができなかった。 それを見ていた高野先生が指南役を買って出た。
そして、試験当夜。 達哉も粘ったがフィーナの勝利に終わった。 そこで、カレンは二人に諦めるのかと尋ねるが、二人は首を横に振る。それを見たカレンは二人を応援することを宣言する。 彼女は、達哉がフィーナに勝つことではなくどんな困難にでも諦めない姿勢を見ていたのだった。
晴れて心強い見方を手に入れたふたり… それを静かに見つめる黄色い髪の少女「リ-スリット・ノエル」
それから一週間経ち着替えを取りに戻ってきたフィーナとばったり出会う達哉。
家に入るとフィーナは否定しているが彼女の婚約者であるという男性が待っていた。
もやもやした気持ちの中菜月に自分の本当の気持ちを気付かされた達哉は大使館にいるフィーナのもとに向かい自分の気持ちを告白する。
帰り道、フィーナは足を止めとあるお店のウインドウにディスプレイされているカップを眺めていた。 達哉は、以前から彼女が気にしていたカップをプレゼントする。 最初は、貰うことを拒んでいたフィーナも素直に受け取る。 それをきっかけにお互いを過剰なまでに意識してしまう達哉とフィーナ…。
高野先生のクルーザーで沖に出ようと誘われ沖に出た達哉たち… 高野先生のクルーザーは沈んでしまい無人島に取り残されてしまうのであった…。 そして、フィーナたちのサバイバル?が始まる…。