記憶の手がかりを求めて乗ったバスで彼女と同様に記憶を失っている夏侯惇元譲出会い洛陽高校へ向かう。
荒れ果てた洛陽高校で待ち受けていた者・・・ 王允子師と夏侯淵妙才だった。 夏侯惇は「許昌に戻れ」と強引に連れて行こうとする夏侯淵を敵とみなすのであった。
呂布を捜し駆けつけた伯符達と接するうちに記憶を取り戻していく夏侯惇、そして、王允に連れ去られた呂布も・・・。
呂蒙 呂布の前にようやく姿を現した左慈元放・・・。 「どこで何をしていた?」呂蒙の問いかけをはぐらかしまた、何処へときえてしまう・・・。
真夏の太陽が照りつける砂浜 伯符、公瑾、仲謀の三人は海に来ていた。 さっそく泳ごうと飛び出す伯符を公瑾が制する・・・ 彼らは遊びではなく、アルバイトに来ていたのだ。
さっそく海の家で仕事に取り掛かる三人であったが・・・アイスキャンディー売りの公瑾は美人のお姉さま方にちやほやされ、ウエイトレス?の仲謀は柄の悪い客に絡まれ、トウモロコシと一緒に熱で茹だっていた伯符はその客を成敗・・・ 見事海の家を全壊させてしまった三人はもちろんクビに・・・ 賄いつきのバイトだったため帰りの電車賃くらいしかもって来ていなかった三人は昼食も摂れず途方にくれる・・・。 そこに、課外授業の延長とやらで来ていて、なぜか日焼けクイーンコンテストに出場して関羽が優勝した劉備一行と出会う。
孔明の見つけた小さな木箱に入っていた地図に描かれている印を探しに行くことになった一行はとんでもないことに・・・。
宝蔵物の虫干しを任されることとなった関羽、張飛、 等三人。 荷物を運び出す最中綺麗な首飾りを見つけた張飛は自らの首に掛けてしまう・・・ と、張飛は、「いやぁ~ん・・・
恥ずかしぃ~」と普段の張飛からは考えられない、まんま女の子の言動に変わっていた・・・。 それが、首飾りのせいだと気づいた関羽はすぐさま張飛の首飾りを引きちぎった。 元に
戻った張飛にそのときの記憶はなかった・・・。 それを掛けたものの本性を露にする心露石?の首飾り・・・。
劉備の本当の気持ちを知るべく関羽は劉備に首飾りを掛けさせる・・・ が、「本が無性に読みたい」とのこと・・・
油断した隙に劉備に首飾りを掛けられた関羽は、遊びに来た伯符たちや張飛から逃げるように劉備を拉致ってしまう。
欲望のままに劉備に襲い掛かる関羽、とそこになぜか同じ首飾りを掛けた趙雲子龍が現れ二人の一騎打ちが始まってしまう・・・。
公園で倒れていた呂布奉先。 呂蒙の家で目覚めた時以前の記憶を無くしていた・・・。 そして、ちょっと目を放した隙に呂布はいなくなってしまった。
昼時、仲謀の作ってくれた弁当をカラスに取られ追いかけていた伯符は呂布に出会い一緒に弁当を食べることとなる。 食べ終えたころ追いかけてきた仲謀と公瑾と共にカラオケ店に入ることとなる。 そこで呂布は以前左慈が口ずさんでいた曲を思い出す。
翌朝、学校で子猫にミルクをあげているところを見かけた仲謀は、伯符が拾ってきたことを知る。 そのころ、毎日ミルクばかりじゃ飽きるだろうと新巻鮭を買った伯符は南陽の生徒の陰口を聞いてしまう。 落ち込む伯符は呂蒙により元気を取り戻すが、仲謀がさらわれてしまう。 全ては新頭首になることを目論む袁胤(えんいん)の策略だった。
袁胤の策も駆けつけた呂蒙、楽就により潰えるのだった。
帰りがけ楽就おすすめの「抹茶クリーム白玉あんみつ」を食べに行こうとしたとき呂蒙は左慈元放をみかけ追いかけるが、またもや龍を封印してある左目に痛みを覚え見失ってしまう。そして呂蒙は公園で倒れている呂布奉先をみつけるのだった。
修行の旅に出ていた成都学園の関羽雲長は圧されていた。 緑のツインテールの闘士「呂布奉先」 関羽の攻撃はことごとくかわされ逆に呂布の攻撃はヒットしてしまう。 絶体絶命の関羽・・・ そのときひとすじの稲妻が大地を裂いた。
南陽学院では以前の許昌学院との戦いの後平和な時間を過ごしていた。 海外バトルツアーの費用を貯めるため中華料理店でアルバイトをしていた伯符たちのまえに劉備一行が現れる。
孔明、張飛、あげくに伯符にまでささやかな欲望を邪魔された関羽は切れて伯符とバトルを始めてしまう・・・ そのとき一人の闘士が二人を制した。 その闘士の名は「孫権仲謀」伯符の妹だと言った。
怒った司馬懿は車を赤壁に突っ込ませ赤壁を炎上させ、劉備と孔明のいる階上へ向かう。 龍玉を欲し孔明に襲い掛かる司馬懿の前に立ちはだかる劉備。
そのまま首を掴まれ殺されかけた劉備を間一発で助ける関羽。
司馬懿は最後の切り札である曹操を呼び出してしまう。 既に強大な力を得ていた曹操の赤龍は龍玉に働きかけ不完全な状態の龍を引きずり出してしまう。
不完全な劉備の龍が完全な曹操の龍に勝てるはずも無く、食われかけたそのとき真に目覚めた伯符の龍が現れる。
そして、真に覚醒した劉備は、伯符と共に曹操を打ち倒すのだった。
しかし、南陽と許昌の頭首 孫策伯符と曹操孟徳の姿は無かった。
孫策伯符は于吉(うきつ)との戦いの中で龍に喰われかけていた心を取り戻す。
許昌から開放された関羽は聖都に戻る途中、趙雲子龍により今は劉備の前に現れるべきではないと止められる。 それが聖都の頭首として立ち上がろうとしている劉備のためだと言う。
許昌に行って確かめてくると飛び出した公瑾は山篭りから帰ってきた左慈元放(さじげんぽう)に止められる。
呂蒙と左慈は、孔明の使いで現れた馬謖幼常(ばしょくようじょう)とともに聖都にむかい孔明と会談し南陽と聖都の同盟が成立した。
一方、孟徳の暴走の原因が関羽にありいずれ孟徳が龍に飲み込まれてしまうことを危惧した夏侯惇は、関羽を逃がす。 が、すぐに孟徳に知られてしまう。
孟徳が以前の彼でないことに気付いた夏侯惇は殴りかかるが全く歯が立たず曹操の振り下ろした剣の餌食にされてしまう。